産業機械|IoTプロジェクト紹介
概要

同社の現状の仕組みでは、二点も課題を抱えていました。

  1. 製品である機械が故障した場合に、故障の原因や故障前後の稼動ログが不明のままに、保守メンテナンス員が現場と拠点を往復・出戻りする事態となり、対応に工数や時間が掛かってしまっている。
  2. 製品で使用されるサプライ品が不足するタイミングでのタイムリーな補給をすることが出来ず、純正品でないサプライ品を購入するエンドユーザーが出てきてしまった。

これらの問題を解決するために、機械の状況や稼動情報を収集し、可視化するための仕組実現を進めている。

M2M通信の導入

全国各地に散らばるエンドユーザーの拠点に設置されている同社製品から、同社のシステムに製品の稼動情報を送信することが今回の通信用途です。アップロードの通信が大部分のため、一般的な格安SIMよりも安価な料金設定をしました。また、同社製品に接続する通信ルータについても、汎用的な製品ではなく、温度耐性が高い等の特殊な設置環境に適し、カスタマイズ可能なのルータを提案。更に、SIMの通信状態を一元管理する画面についても採用に至りました。

採用に至ったポイントとしては

  • 低コストであった点
  • 法人向け専業のMVNOであるため、一般消費者のトラフィックの影響を受けない高品位な通信サービスを提供している点
  • 設置要件に適したルータ、SIM管理画面、閉域接続の付帯サービスもワンストップで提供可能である点
  • 丸紅グループとして、通信分野以外の点でも協業が見込める点

が評価されました。

IoTプラットフォーム

現在、上記M2M通信の範囲に留まらず、収集した情報を活用してどのように同社事業を拡大、効率化するかについてプロジェクトが進行しています。
上記の課題を解決するに当って、要件定義に時間を掛けた上で構築を進める従来型のウォーターフォール型の開発ではなく、プロトタイプをベースにお客様の要望やニーズを都度取り入れてスピーディーに開発していくアジャイル型開発を進めています。
同社製品の運用に関わる業務フローの分析を行う過程で、業務上の要望やニーズをヒアリングし、プロジェクトの目的の明確化を図っています。

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