閉域接続サービス
インターネットと閉域網
インターネットは誰でも利用できるオープンなネットワークであるのに対し、閉域網はインターネットから直接アクセスを受けないクローズドなネットワークを指します。インターネットは不特定多数を相手に情報共有することに適している反面、データの傍受・改竄、サイバーテロといったセキュリティ面のリスクを抱えています。したがって、重要なデータの送受信等にはインターネットでなく、閉域網の利用が望ましく、特に法人で閉域網を利用するシーンとしては、以下の2パターンが挙げられます。
  • A. 拠点間を結ぶ:地理的に離れた位置にある拠点間(本社、支社間等)を結ぶ
  • B. リモート・アクセス:外出先からネットワークを経由して社内サーバにアクセス
閉域接続サービス
閉域接続サービス
モバイル端末、または他拠点から、お客様拠点を閉域で接続するに当って各区間のセキュリティは次の様に確保されます。
閉域接続サービスのコストは④の有線閉域網区間の手段によって、大きく左右します。丸紅無線通信はグループ会社であるアルテリア・ネットワークス株式会社との連携によって、高セキュリティ、高安定性の閉域接続サービスを、高いコストパフォーマンスで提供します。
MNO区間
無線アクセス区間、及び、MNO区間においては、MNO事業者の責任に拠って十分なセキュリティが確保されています。
MVNO区間においては、 IPレイヤにおいてお客様ごとの論理的なVLAN分割、ルーティング制御等により、ユーザデータの分離を行っています。個別のお客様に割当てたVLANを、他の顧客のデータが利用することはありません。また、区間内機器の冗長化により、信頼性を高めております。
MVNO区間
閉域網区間においては、グループ会社であるアルテリア・ネットワークス株式会社インターネットに接続しない閉域網サービスと連携し、盗聴や侵入に対してセキュリティを高めております。
有線閉域網を実現する手段には、
  • 専用の光ファイバーを敷設する「専用線」
  • 通信事業者のIP網を利用するIP-VPN
  • インターネットを利用するインターネットVPN
が挙げられます。
専用線は文字通り利用者ごとに専用の回線を用意するので、安定性、セキュリティの面で最も優れています。物理的に回線を敷設するので、一般的には、離れた拠点を結ぶ場合には非常に大きなコストがかかりますが、都市圏内、大都市間などでは、コストパフォーマンスの高い専用線を利用出来る場合があります。
IP-VPN接続は、キャリアの保有する中継網を同キャリアの複数ユーザーで共有するため、セキュリティや安定性を確保しながらも、コストを抑えられる点が最大のメリットであり、一般的に、拠点間の距離によってコストが変動することはありません。
インターネットVPNでは、暗号化技術を活用し、インターネットを介した通信を用いつつもセキュリティを担保します。インターネットには不特定多数のユーザーがアクセスできるため、導入コストを抑えられる反面、セキュリティ面ではIP-VPNに劣ります。